根管治療
根管治療について

根管治療とは
根管治療は、感染した歯髄や細菌に感染した組織を取り除き、内部を洗浄・消毒する治療です。
急性症状の時は麻酔も奏功しづらいです。その際は投薬し慢性炎症化してから治療すると痛みは感じづらくなります。
根の先端をアクセスするとき“チクっと”痛みこともあるので麻酔すると治療中のストレスを回避できます。
根管治療が必要なケース
歯の内部にある神経(歯髄)が炎症を起こし、自発痛や膿がたまり歯茎がはれたりした場合に感染歯髄を取り除くために根管治療が必要になります。
根管治療の重要性
歯髄炎症が悪化、重症化すると根の先に膿がたまり骨を溶かし、最終的には抜歯になる可能性もあります。根管治療は歯を守るための最後の砦です。
CTや顕微鏡などを
使用した精密検査
根管形態は患者様全員違います。なかにはかなり複雑な形態もあります。
肉眼では絶対に見つけることができない隠れた神経は顕微鏡で見落としを回避できるかもしれません。
複雑な根管形態や膿の大きさ、場所は2次元のレントゲン写真では判別しづらいですがCT撮影行えば3Dで365°の位置から確認できるので適切な診断、精密な治療ができます。
マイクロスコープを用いた
根管治療
マイクロスコープとは肉眼では見えない細かい部分を最大20倍以上に拡大して確認できる医療機器です。
歯の中のひびや隠れた神経、細かな虫歯など見えないことが原因で起きるトラブルを正確に見極めることができます。
歯の神経がない状態でも
痛みを感じる理由
過去に根管治療を受けて神経がない状態でも痛むのは、根管内の細菌感染が重症化すると根の先、骨の中で膿がたまると圧力が高まり痛みを感じます。(根尖性歯周炎)

歯の神経が残っている場合の
治療方法
虫歯が神経にわずかに交通している場合には、感染した歯質や汚染された歯髄の一部を丁寧に除去し、残った歯髄をMTAセメントで保護する直接覆髄法を行います。
その後、自覚症状が持続する場合には、すべての歯髄を取り除きます。
歯の神経が残っていない場合の
治療方法
すでに歯髄が壊死している場合は感染した歯髄組織をすべて取り除きます。
過去に根管治療を受けたが再度感染してしまった場合は詰めてある感染したお薬(根管充填剤)や細菌をすべて取り除きます。
根管治療をしなかった場合
神経の形態や本数には個人差があります。すべての神経を触れずに終了すると時間差で感染を起こし、違和感や痛みを発現します。
当院ではCTやマイクロスコープがあるので感染組織や歯髄を見落とすことなく治療することを目指します。
抜歯しなければならないケース
- 根が大きく割れてしまった場合(歯根破折)
- 根の先の膿が嚢胞化し歯槽骨を大きく吸収してしまった場合(重度の根尖性歯周炎)
- 歯肉縁下まで齲蝕が広がってしまった場合
他院で「抜歯」と
診断されてしまった方へ
歯科の治療方針は診断機器、治療方針によって医院ごとに異なることがあります。
ある医院では抜歯と言われても別方法で残せる可能性もあります。
当院はCT、マイクロスコープを使用し丁寧に精査します。表面からは分からない残せるヒントが見つかることもあります。
まずはお気軽にご相談ください。
根管治療の流れ・期間
根管治療の流れ
齲蝕と感染歯髄除去
※根の先端に膿を持っている、再治療(感染根管治療)の場合は齲蝕や感染組織除去を行います。

根管拡大・洗浄

根管充填

根管治療の期間
症状の度合いによって時間、回数は変動します。
歯の中が再び最近感染しないように1~2週間に1回の通院をお願いします。
根管治療でよくある質問

Q. 根管治療は
どこの歯科医院で診ても、
診断・治療内容は
同じでしょうか?
また、どんな歯科医院で治療を
受診すると良いですか?
A. 基本的な内容は変わりません。ただしCT、拡大鏡、マイクロスコープ、MTAなど設備が整った環境だとより良いです。
Q. 根管治療を行う以前に、
抜歯をお勧めするケースを
教えてください
A. 根尖の膿が嚢胞化し、隣接歯に悪影響を及ぼしているケース(歯根破折)
Q. 他院で「抜歯」と
診断された場合でも、
歯を残すことが可能な場合も
あるのでしょうか?
A. あります。CT撮影、マイクルスコープで再度精密に診断してから判断